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TUCKリーダーシップのセッションに続いて、異文化コミュニケーションのクラスを受ける。
チームに分かれてちょっとしたゲームをしたのだが、なかなか面白かった。 お題は、”ホテル事業のジョイントベンチャープロジェクト”。マネジメント会社、建設会社、商業銀行の3チームに分かれ、それぞれ国が違い、文化、商習慣も異なるという想定。他チームがどんな文化、商習慣なのかは当然明かされていない。そんな状況下、プロジェクトの開始記念として、3チームがカクテルパーティで面会、ただし、各チームはそれぞれ規定された文化、商習慣通りに振舞うというルール。 僕の所属はマネジメントチーム。で、そのカルチャーを一言で例えると、easy goingでノー天気な経営陣; 抜粋: Greetings and Courtesies: Your most common greeting phrase is "Howdy, pal!" Beliefs, values: You believe fate and luck control most things. Nonveral Traits of your culture: You treat time as something that is not important. 僕らは、カクテルパーティを主催する側のため、TUCKのレセプションルームに移動し、ケータリングを用意(なんと、このゲームのために学校が食事を用意したので驚き!)し、建設会社、商業銀行の面々が会場入りするのを待つ。 で、いざゲームが始まると、会場のみんなは大爆笑。僕らは、"Howdy pal!"といって 建設会社のメンバーをハグで歓迎するのだが、先方は目を合わせない。おじきばかりで、終始控えめ。ドリンクを差し出しても、遠慮がち。僕は、普段は陽気なアメリカ人のSを出迎えたが、このゲームでは彼は生真面目に振舞わないといけないので、その様子がこっけいで笑いが止まらない。 商業銀行のチームは、会うやいなや、プロジェクト計画について、僕らマネジメントチームに単刀直入に聞いてくる。僕らは、仕事よりもまずはネットワーク作りや雰囲気を楽しむカルチャーなので、当然話がかみ合わない。 そんなこんなでゲームが終了。全員クラスに戻り、相手チームの取った行動、振る舞いなどから、先方のカルチャー、商習慣がどんなものだったかを各自発言し、あてていく。相手方のカルチャーを正しく理解したチームもあれば、バイアスのかかった見方をしたチームもいた。 ちなみに、あるチームが建設会社のカルチャーを、”submissive when cornerd!”と形容して、クラスの笑いを誘ったが、一方で僕はその形容が、かつての日本のように思え、いまだにそう思われているのかどうかとふと考えてしまった。 今回のゲームのテーマは、”お互いの国や企業文化、商習慣が異なる場において、如何に合意を形成するか”だが、この授業で得た教訓としては、 ・observe, change, and be flexible ・search for common ground ・be aware of own culture ・educate in advance ・stereotypes(=all negative) are not cultural norms(=behavior, tend to) など。 一見、ままごとのようなゲームだが、内容はとても深い。今回のテーマは国際間での合弁事業という、ビジネス領域にフォーカスしたものだが、これらの教訓は、多国間での異文化理解、国際交流の推進、紛争の問題解決といった分野でも、同じことが言えるのだと思う。 何はともあれ、楽しいゲームでした。まだ顔を名前が一致しないクラスメートとのアイスブレークにもなりました。 授業が終わっても、廊下ですれ違うたびに、How'dy pal!と挨拶を交わしている僕らです。
by keipa55
| 2005-08-30 10:33
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