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MBA受験生の皆さん、こんにちは。
本日より、ダートマス大学タック・スクールのキャンパス紹介をしたいと思います。全15回シリーズ(予定)でお届けする予定です。学校選定にあたり、お届けする画像とメモが、何かのお役に立てば幸いです。 では、キャンパス紹介の第1回目は、タック・スクールとその周辺の街並を撮影した空中写真です。(画像はクリックで拡大。以降の解説がやや長いので、画像をクリックし、ブログと2画面の状態でご覧頂くと、宜しいかと思います) まずはダートマス大学と街の説明から。 ダートマス大学は、米国東海岸ニューハンプシャー州のハノーバー(人口1万)という、片田舎の街にあります。大学は1769年に創立され、米国東部の大学で構成されるアイビーリーグ(Harvard, Yale, Princeton, Brown, University of Pennsylvania, Cornell, Columbia, Dartmouth)の1校です。 街の印象は、美しい自然と調和した、快適でお洒落な街といったところです。雰囲気としては、長野の清里か蓼科に近いかもしれません。(ちなみに、僕は受験時にビジットができませんでした。が、その分、到着初日の美しい街並みと周囲の自然に、感動を覚えました) ハノーバーの街は、主に大学関係者と、一財産を築いてリタイアし、この街に引越してきた(NY・ボストンなどからの)富裕層で構成され、住民の所得水準はとても高いです。そのせいか、街ではBMWなどの高級車をしばしば見かけます。(が、冬の積雪で薄黒くなったBMWはあまり恰好よくありません。雪道を考え、ハノーバーでの人気車種トップ3はHonda CR-V、Toyota Rav-4、Volvo V70です) 交通は、ボストンから車で2時間くらいです。田舎街ですが、いちおう空港(Lebanon Municipal Airport。NY直行便あり)もあります。空港にはBaggage Claimはありますが、如何せん利用客が少ないので、ベルトコンベアで運ばれる荷物を待つより、自分で取りに行ったほうが早いくらいです。 大学のすぐ横には、Hannover Innという小洒落たホテルがあります。面接で、キャンパス・ビジットされる方はここに泊まられる方が多いです。 治安は驚くほど安全です。が、その分、市内の警察は交通の取り締まりにたっぷり時間が割けるので、スピード違反や駐車違反で捕まることが時々あります。でも、そのくらいです。 ひとつだけちょっと危険なことが、、、 僕の住むSachem(家族連れが住める、大学所有のコンドミニアムの集落。大学から車で5分)は森がすぐ近くのため、ごくまれに熊が出没します。そうなると、Sachem住民に、熊発見の注意警報がメール配信されます。が、誰も気にしません。(熊による人的被害はここ50年くらい起こってない模様) 冬は長く、とても寒いです。雪もたっぷり降り、マイナス20度まで下がります。 四季を通じて、いろいろなスポーツが楽しめます。が、やはり盛んなのは冬のスキー・アイスホッケーです。 では、写真の解説に入ります。前置きが長すぎですよね。 正面にみえるのが、僕の通うタック・スクールです(ダートマス大学のキャンパスの一部)。1900年に創立された、全米で最も古いビジネススクールで、General Managementをその特徴としています。正式名称は、Tuck School of Business at Dartmouthです。 受験生の皆さん、出願時の大学名の記載にはくれぐれもご注意下さい。昨年の出願で、TRUCK School of Business at Dartmouthと書いた、冗談なのか本気なのか分からない失礼者が実際にいたようです(入学時のオリエンテーションで聞いた、アドミッションの話)。ビジネススクールは、トラックの運転を勉強するところではありません! ちなみにTuckとは、創立者のEdward Tuck氏に由来しています。米国のビジネススクールは、創立者、もしくは寄付金の最大功労者の苗字をその名前に冠することが多いです。 が、日本でタックというと、なぜか会計の予備校(TAC)と間違えられることが多く、僕も友人に勘違いされました。「え?わざわざアメリカにいって、あの会計予備校に通うの?どうしてまた?」 それから、以前、TuckがWall Street誌の特集記事で紹介された("Tuck Back on Top")ことがありますので、ご興味のある方は、ご参考までにご覧下さい。(カリキュラム、評価、ランキング、カルチャー、etc) さて、画像の左側に見えるのは、コネチカットリバーです。夏はカヌーやクルーが楽しめます。画像の中央奥に見える池(Occum Pond)は、冬になると凍り、タック生はここで授業後にアイスホッケーの試合を楽しんだりします。 写真は、秋初旬に撮影されたものですが、紅葉の時期になると、景色はとても美しいものがあります。コネチカットリバーを挟んだ対岸はバーモント州で、ここの紅葉は全米でも有名です。ちなみにバーモント州は日本人の食生活では大変お世話になってます。そうです、バーモントカレーです。りんごと蜂蜜の組合わせはここで誕生しました。(バーモントにはお洒落なお店がいくつかあり、過去日記「Vermont小旅行」に載せてますので、ご参考までに) スキー場は学校から車で1時間圏内にいくつもあります。例えば、大学所有のダートマス・スキーウェイは車で30分、東海岸最大級のキリントンスキー場は1時間くらいです。ゴルフ場(ハノーバーカントリークラブ)は車で5分のところにあります。冬は雪のため、当然閉鎖されますが、その代わり、ゴルフ場ではクロスカントリーや、ソリで100m級の長距離高速滑走が楽しめます。(決して、不法侵入ではありませんので、ご安心を) 以上です。片田舎ですが、自然に恵まれ、環境も抜群、そして街に大都会のような誘惑がない分、仲間達と勉強や課外活動に思う存分打ち込めるところが、タック・スクールのひとつの良さだと思います。 大都会のような誘惑がない、、、確かにこれがハノーバーの寂しいところかもしれません。が、ボストンまでは車で2時間、NYまでは車で5時間(飛行機なら1時間)ですので、週末を利用して大都市に遊びに出かけることは充分可能です。しかし、1年生の頃は、勉強で超忙しく、毎週末のように都会に出かけることは、時間的にまず無理ですので、むしろ、たっぷり学業に浸れるメリットがあります。 では、今日はこれくらいで終わりにします。次回をお楽しみに。
by keipa55
| 2006-01-04 23:59
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