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冬休みの今日、家族とダートマス・スキーウェイに出かけた。ダートマス・スキーウェイとは、大学所有のスキー場。
自宅から車に乗ること、約30分。高速を抜け、山道を暫くつき進んだその先にスキー場はあった。 駐車場で、同期のKさんご家族、Nさんと合流。車を降り、上空を見上げる。気持ちがいいほどの快晴。 チケット売り場でリフト込み1日券を購入。1人$18ドル。驚きの安さである。 ロッジに入る。玄関口で、数名のスキー客が物珍しそうに正面の壁を覗き込んでいた。 何だろうかと思い、近づいてみる。「Wall of fame」(Fall of Fame=殿堂入りのもじり)と題し、過去活躍した(ダートマス出身の)全米ナショナルチームの選手や、歴代のオリンピアン達の名前が、パネルに刻まれている。 留学前、とある英字新聞でその歴史を知ったが、ここダートマス・スキーウェイは、全米ナショナルチームが合宿で利用することもある、由緒あるスキー場だ。往年のオリンピアン達は、ここ片田舎のダートマス・スキーウェイで練習し、そして世界へと巣立っていった。 日本から船便で送ったスノーボードを袋から取出し、入念にワックスがけをする。 準備が完了し、いざゲレンデへ。リフトを上り、一気に頂上へと向かう。 頂上から見下ろす景色は格別。同期のKさん、Nさんも快晴の天気に満足の様子。 ゲレンデを滑りながら、ひとつ面白いものを発見した。ゲレンデのコース名が、ユーモアに溢れている。「PASS FAIL」コース、「MBA」コース、「MD (Medical Doctor)」コースなど、大学のカリキュラム名にかけている。 PASS FAILとは、「単位を取得できるが、可(Pass)・不可(Fail)のみで、成績がつかない」という意味で、文字通り、のんびりとした滑りが楽しめる、お気楽コース。(でも、学校の試験だけは滑らないのがいいですね)僕は、ワックスを入念にかけ、“滑り止め”をしておいたので、とりあえずPass。 MBAコースにもチャレンジ。傾斜がきつく、先も読めない、でもスリリングな滑りが楽しめる、お勧めコース。それにしても、このコース名、良く名づけたものだ。でも、コースアウト(ドロップアウト?)だけは禁物。 MDコースは滑らなかった。理由?怪我したら、(MEDICAL DOCTORのため)自分で応急処置しなさい、ということになりそうだから。(と推測) どのコースも面白く、気持ちのいい滑りができた。既に30を過ぎ、年々オヤジ化している僕ではあるが、スノーボードを履くと、なぜか闘争心みたいなものが沸いてくる。 お気楽コースで、のんびり景色を楽しみながら滑るのも楽しい。でも、先が読めないコースをガンガンに攻めるほうが、もっと面白い。 年を重ねても、スノーボードは続けていきたい。僕が尊敬するのは、冒険家であり、登山家であり、プロスキーヤーでもある、三浦雄一郎さん(今年で73歳)。数年前には、念願のエベレスト登頂に成功。以下は登頂に成功したときの、山頂から衛生電話を通じてのメッセージ。 「本当に夢だったことが、一歩づつ歩いてきて、とうとう地球で一番高いところ、エベレストに立つことができた。これもシェルパや村口さんやたくさんの人のおかげです、みんなに心より感謝したい。色々な気持ちがあるので、またサウスコルにもどったらまとめてお伝えいたします。」 サントリースポーツサイトより引用 ヨットマンである堀江謙一氏が今年6月に達成した、単独無寄港世界一周の偉業にも、感服するものがある。 30を過ぎ、スポーツでは無茶なことをできるだけしないよう自制しているつもりだが、70歳を過ぎた三浦さんや堀江さんの活躍には、とても励まされるものがある。日々の鍛錬から作り出される強靭な肉体はもちろんのこと、お2人に共通して言えるのは、目標を次々とストレッチさせ、チャレンジしていく気概あふれる精神と、自己効力感とでも言うべき、自分の能力への確信の程度、そして、スリルを味わう心・姿勢にある気がする。 さて、2時間ほどスノーボードを楽しみ、妻とバトンタッチ。僕はロッジで2歳の次女とお留守番。 夕方になり、妻が戻ってくる。同期のNさん達も、スキーを満喫した様子でロッジに戻ってきた。 着替えを済ませ、 「あとここに温泉でもあったら、最高にいいだろうなあ」 「スキーを楽しんだあとの、越後湯沢駅の「ぽん酒館」での利き酒は楽しかったなあ」 「越後名物のおいしいへぎそばと揚げ立て天ぷらをアメリカに直送できないかなあ」 (日本にいた頃、越後湯沢近辺のスキー場へ、会社の先輩・後輩達と良くスキーに出かけていた) と内心思いながらも、ここはアメリカなので、さすがにそれはありえない。スキー後、みんなで温泉に浸かってワイワイ騒いだり、地方名産のつまみぐいや買い物を楽しんだりするなど、運動後の余韻のようなものを集団で楽しむような味わいは、僕の知る限り、このアメリカには存在しない。 帰宅後、自宅Sachemのホットシャワーでとりあえず我慢。 ダートマススキーウェイ、料金もリーズナブルで、いろいろなコースが楽しめる。 (ミクロ経済で習う、消費者余剰Consumer Surplusはとても高い) ビジネススクールに通いながら、身近にスキーを楽しめる機会が、ここハノーバーの街にはあります。 参考URL: Dartmouth Skiway
by keipa55
| 2005-12-28 23:59
| アメリカ生活
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